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イタリア留学記③

どうもこんにちは!北島です。

 

イタリアはすっかり気温も下がり(10度前後くらい?)、コート必須な季節になってきました。特に11月は雨のシーズンらしく、ここの所どんよりとした空模様なので、朝起きて大学に行くのがより一層つらいです。

 

さて、今回はこちらの大学で履修中の授業内容に関して少しご紹介できればと思います。

秋学期は4つの授業を取っているので、順に軽く話していきますね。

 

・Tools for Risk Management

世界各国の災害事例について取り上げながら概念的な部分から防災・減災について考える授業。

教授が日本のシステムにとても興味があるらしく、授業でほぼ毎回自分に一つは質問が来るので、ちょっとした緊張感…。

 

・Hydrology for Flood Risk Evaluation

この授業は、The鼎研の分野ですね。Precipitation, Runoff, Dam, Extreme event... など比較的馴染みのある用語が多く出てきます。

演習では2011年にイタリアであった豪雨について、GIS等も使いながら再現期間を求める課題に取り組んでいます。

 

・Geophysical Assessment and Monitoring

こちらは、地盤測定に関する授業。

この授業では、land slideのシミュレーション実験を行いました(とても寒かった)。上部に付いているスプリンクラーのような装置で仮想的に雨を降らせて地滑りを起こし、その間の土の含水率等の挙動を測定する、というもの。

地滑りが起き始めた時に学生から「Ohhh...!」という謎の歓声(?)が起きるのは、なんだか若干のデジャブでした。

そして4つ目

・Numerical Methods for Partial Differential Equations

数値計算における近似値とは?誤差とは?計算コストって?

といったことに関して理論的な部分から講義とMATLABの演習で学んでいく授業。

個人的にはコードを書く練習になるのと、数学の用語って英語でこういう風に言うんだ〜という発見があって楽しいです。

東工大生が一番好きそうな授業(偏見)。

 

こんな感じで、わりと色々なタイプの授業を取ってます〜

グループワークも多いので大変な部分もありますが、どうにかこうにか、やっていってます、、!