パリ編2では、パリのセーヌ川にかかる橋をご紹介させていただきます。
セーヌには30を超える橋がかかっておりますが、今回はうち三つをピックアップしました。
ひとつ目の橋が、ポンデザール橋。少し前に愛の南京錠が流行し、その重みで橋の一部が倒壊したのがこの橋です。現在は南京錠は全て撤去され欄干には錠ができないようアクリル板が設置されていました。橋は真っ直ぐにルーブル美術館に続いており、橋自体よりも橋からの風景がとても美しい橋だと感じました。
2本目はセーヌにかかる最も新しい橋。 シモーヌドボヴォワールド橋です。2006年に完成したこの橋は橋桁が二重になっており、中央でこれらが交わることで四カ所への移動が可能になっています。橋脚がなく橋桁が非常薄いことも特徴で、外から見ると歩行者が綱渡りしているように見え、ヨーロッパの橋だなぁと感心しました。
最後になりましたエッフェル塔の近くにかかる橋、ビルケム橋になります。この橋は面白い構造をしており、橋桁の上に地下鉄のための高架がかかっているため、橋の上に橋があるという二重構造になっています。高架の橋脚とその下の橋の装飾が幾何学的に美しく多くの映画にも登場する橋です。中でも長谷川の好きな「インセプション」より、コマ回しポーズでお送りしております。
ここには書ききれませんでしたが、セーヌ川という川は非常に橋が映える川で素敵な橋がたくさんありました。パリを訪れる際は橋観光に1日というのもなかなか乙だと思いますよ!
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