ついに最終章になりましたパリ編最後はクルージングになります。パリといえば世界遺産にもなっているセーヌ川とその沿線が有名ですが、土木を学ぶ者としてはサンマルタン運河も外せません。江戸がその昔河川運送が主流であったように、ここパリでも河川運送が盛んに行われ、小麦や酒が運ばれていました。その経路の一つがサンマルタン運河。高低差25mの道のりを経てセーヌ川へと流れ込んでおります。今回はこの運河クルージングツアーに参加してまいりました。
このクルージングの醍醐味はなんといっても25mの落差をどう移動するかというところにあります。この垂直方向移動のために運河には9つのマイターゲートと呼ばれる堰が設けられており、以下の図のように一方の水位を調整し、船を移動させる仕組みがとられています。
実際に船に乗った状態でマイターゲートの通過を体験できることができ、大興奮です!しかも9回も!
また、この運河コース上には船のための可動橋が3つ存在し、歩行者に止まってもらっている中、悠々と船で通過するのはなんとも楽しいものでした。マイターゲートに、可動橋と河川冥利に尽きるクルージングでした。皆さんもパリに来た時には是非オススメです!
ちなみに乗客は僕ら以外は校外学習できているちびっこ達で、普段はほぼ貸切状態でのれるらしいですよ笑笑
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