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タイ現地調査5日目

本日はタイの現地調査5日目となります。朝8時に宿泊していたナコーンサワンのホテルから、シリキットダムに向けて出発していきました。バスで4時間半ほどかけてようやくシリキットダムに到着し、長旅に加え5日目ということもありかなり疲労感に襲われています。
このポーズは真偽は定かではありませんが、ダム式バンザイというらしいです。シリキットダムの総貯水量は95億m3であり、日本の黒部ダムが約2億m3なのでそのサイズ感の違いに圧倒されています。琵琶湖が約273億m3なので、琵琶湖の約3分の1のサイズを人工的に作っていることになります。シリキットダムでは1950年代に建設が始まり、1972年に完成となります。シリキットダムでは灌漑と水力発電の役割を果たしており、水力発電の出力は37万5000kWとなっています。またタイではダムに人の名前やつけることがあり、シリキットはシリキット女王からきています。シリキットダムではダムの内側にも入ることができダムの水に触ることも、泳ぐこともできました。

次にクワイノムダムまで2時間ほどかけて移動しました。プミポン国王の主導によるクウェノイ・バムルンダムプロジェクト ピッサヌローク 国王の主導によるプロジェクトで、洪水問題に直面しているクウェノイ川下流域の人々を助けると同時に、雨季・乾季の一般栽培用水や消費用水の水源として利用されています。 貯水層面積は 61.39 平方キロ、貯水量は 769 万立方メートルです。
本日の現地調査は以上となります。終わりも近づいてきていますが、明日はプミポンダムに行けるのでまだまだ貴重な現地調査が続きます。最終日まで投稿を続けますのでもう少しお付き合いくださると幸いです。